現場の作業効率向上に大きく係わるインパクトドライバー
電気工事の現場で最もよく使われているのが小型の充電インパクトドライバーで、
その中でもマキタのペン型インパクトに代表されるような、腰道具として携えられるものが多く使われています。
かつては、一般的な電気工事用ドライバー一択だったものが、このタイプの発売と同時に様相が一遍しました。
当初は、なかなか使われなかったものが、今では普通のドライバーに取って代わるぐらい普及して、各メーカーからも販売されるようになり、選択肢が増えた分選ぶのに悩むことも多くなった印象です。
それだけにいろんなメーカ品を一度に比較できるように紹介することで、迷っている方のお役にたてると考えてこのページを掲載させていただきました。
小型充電インパクトは、作業性の良さはもちろんのこと、小型ながらそれなりのパワーもあるので、ちょっとした作業ならこれ一つで事足りるという信頼感があります。
このほかに、ハイパワーの従来型の充電インパクトも良く使うので、こちらも数社の製品をご紹介いたしますので、お気に入りのものや気になるものをゆっくりご覧ください。
いずれにせよ、作業効率向上のためには必須の工具です。
ペンインパクトラインナップ
小型充電インパクトといえば、ペンインパクトを思い浮かべますが、代表的なのが
- マキタ(makita)
- パナソニック(Panasonic)
- ハイコーキ(HiKOKI)
の三社です。
それぞれで多少の違いはありますが基本的な機能や性能にさほど違いはありませんが、簡単に違いをまとめてみましたのでご覧ください。
| メーカー | スイッチ | 仕様 |
|---|---|---|
| マキタ(makita) | 上・下操作 左右連動型 | 7.2V |
| パナソニック(Panasonic) | 前・後操作型 | 7.2V |
| ハイコーキ(HiKOKI) | トリガータイプ | 7.2V |
このようにバッテリー容量に違いは無く、大きく違うのは正・逆転切り替えスイッチ部分です。
マキタ(makita)ペン型インパクトドライバ
<ワンポイントアドバイス>
本体色の白は、すぐに薄汚れた印象になるので、お薦めしません。
ハイコーキ(HiKOKI)コードレスインパクトドライバー
<ワンポイントアドバイス>
トリガー部分と本体折れ部分の間で指を挟むことがあるので注意してください。
パナソニック(Panasonic)コードレスインパクトドライバー
<ワンポイントアドバイス>
正逆転スイッチは、左右連動型です。
主要3社の製品を紹介しましたが、それぞれのメーカーの製品性能に大きな違いはありませんが、スイッチ方式が各社異なります。
特にハイコーキ(HiKOKI)だけは、回転操作はトリガーで行い、正・逆転操作はスライドスイッチで行うようになっていて、他の二社とは明らかに違いがあります。
手間的にはマキタとパナソニックがひと手間なのに対して、ハイコーキだけは二手間掛かるので、若干作業性が悪いです。
しかし、これも慣れの問題だと思いますので、逆に使いやすいと感じる方もおられるでしょうし、一概に使いにくいとも言い切れません。
マキタ(makita)10.8V小型インパクト
ペンインパクトとハイパワーインパクトの中間的な小型インパクトなので、ちょっとした軽作業にはうってつけの一台だと思います。
実機としてはどうかとも思いますが、DIY程度なら十分なパワーもあるので、自宅用にするのに最適な一台だと私は思います
自宅で組み立て式家具を組んだりするのに重宝すること間違いなしです。
同じ10.8V機としてTD110DSHSWもありますが、こちらのほうが本体が大きいので取り扱い的に私はTD090DWSPWをお薦めいたします。
マキタ(makita)ハイパワーインパクト
これはTD172Dの後継機で、さらに使いやすく進化した一台です。
これまでのモデルは単一ライトでどうしても手元が暗かったのですが、新しいものは、前面グルッとLEDライトが配置されているので、とても明るく作業性が向上しています。
元々の本体の小さい部分は受け継がれているので、狭いところでの作業性の良さはそのままで、これはまさに電気工事に最適な一台なので、今お探しなら絶対お薦めです。
パナソニック(Panasonic)EXENA Pシリーズ
新感覚のマルチインパクトドライバーです。
先端にアタッチメントを付けることで、いろんな作業をこれ一台でこなすことができます。
先端アタッチメント
![]() | スミ打ちアタッチメント EZ9HX500 |
|---|---|
![]() | アングルアタッチメント EZ9HX501 |
![]() | 圧着アタッチメント EZ9HX502 |
![]() | ケーブルカッターアタッチメント EZ9HX503 |
![]() | ノックパンアタッチメント EZ9HX505 |
電気工事でよく使うものとしてはこれくらいじゃないかと思いますが、ドンドン他の用途のアタッチメントも追加されています。
EXENA Pシリーズ インパクトドライバー
![]() | ![]() |
| パナソニック(Panasonic) EZ1PD1J18D-B | パナソニック(Panasonic) EZ1PD1X-B |
|---|---|
| > |
パナソニック(Panasonic)EXENA Pシリーズの最初にご紹介したように、先端に各種アタッチメントを取付けることで、いろんな用途に使うことができるので、現場間の移動もスムーズになるし、ひとまとめに収納できるケースもあるので、作業性は向上すると思いますが、実際どの程度の作業スピードで作業できるのかは、使ってみないと判断できない部分ですし、一つひとつのアタッチメントがやたら高額なので、それなら専用のマルチ工具の方が良いような気もします。
それとレビューの中にも書かれていますが、14.4Vだとパワー不足は否めないところなので18V推奨です。
各種アタッチメント
この二つはすぐにでも使いたいアタッチメントです。
スミ打ちアタッチメントは、壁際での孔あけやビス止めに便利で、メタルモールを下すときのケーブル用孔をあけるのに重宝しそうです。
アングルアタッチメントは、スタッド間隔が狭いようなところにビス止めするときに便利ですし、
2×4の配線時の貫通にも便利でしょう。
この二つは実用的ですし、価格的にもすぐ手の届く価格です。
圧着・ケーブルカッター
ノックアウトパンチ
電気工事で使用頻度の比較的高いアタッチメントをご紹介いたしましたが、パワー的に利用範囲が限定されるので、これだけで全て事足りると考えるのは、ちょっと違いますので、それなりの規模の仕事をこなそうとすれば、専用の工具が必要ですし、マルチ圧着工具のように、もっとハイパワーのあるものが必要です。
パナソニック(Panasonic)インパクト専用機
パナソニック(Panasonic)インパクトドライバー専用機種です。
ネジ締めに特化した普通のインパクトドライバーなので、EXENA Pシリーズのように他の用途に使うことはできません。
パナソニック(Panasonic)の電動工具は、今過渡期にあるようで新たな製品がドンドン発表されているので、こうしてご紹介しているものも、明日には旧モデルになっているかもしれませんので、
最新のものはパナソニック(Panasonic)のWebカタログをご覧ください。
ハイコーキ(HiKOKI)36Vインパクトドライバ
ハイコーキ(HiKOKI) 36Vインパクトドライバーの第二世代品で、
圧倒的な締め付け速度とハイパワーは、他の追随を許さない高性能機でありながら、本体部分が小さく狭いところでの作業もしやすくて、電気工事のような条件下での作業も難なくこなせます。
アングルインパクトドライバー
ハイコーキとマキタのアングルインパクトドライバーですが、決定的に違う点は操作スイッチです。
個人的にはマキタ(makita)を使い慣れているので、マキタのほうが良いと思いますが、どちらが良いともはっきり言い切ることはできません。
ただ言えることは、どちらを使うにしても狭いところで確実にネジ締めするのには持っておくべき工具です。
インパクト選びのポイント
インパクトドライバーは、今や電気工事のみならず、建築現場で作業する業者にとって無くてはならない工具となっています。
使用目的の最大要因は作業性の向上に他なりませんので、各業者で作業環境が違うので求める条件が少しづつ違うものです。
電気工事では、狭所作業での取り回しの良さを求められることが多いので、本体部分の小さなものが重宝されます。
そこで簡単にインパクトドライバー選びのポイントをまとめてみましたので、ご覧ください。
- 本体部分が短いこと。
- スピコンが緻密なこと。
- 芯ブレが無いこと。
- 総重量が軽いこと。
これらは最低限の条件だと思います。
特に芯ブレが無いというのは、かなり重要で安物のインパクトの中には新品から回転軸がブレるものがあるので、要注意です。
芯ブレはネジ山を壊すだけでなく、下手をするとビットの先端がネジから外れた弾みで通電部に接触して、感電や短絡といった電気事故につながる危険があるので、芯がブレたインパクトドライバーを使用することは避けるべきです。
充電工具に必要な各メーカーのバッテリーは、こちらでご覧ください。






























