電線外しで配線器具を破損させないプレートはずしキーの活用法
電気工事で配線器具(スイッチ・コンセント等)を取り替えたり、接続電線を変更したりするときに、マイナスドライバーを差込んでいるところを見掛けます。
しかし、マイナスドライバーを差込んでも簡単に電線を引き抜くことは出来ず、力を入れた瞬間に配線器具が破損してしまった経験をお持ちの方も少なくないでしょう。
私もその中の一人だったのですが、最近は全く破損することなく簡単に電線を引き抜けるようになっています。
その秘密はパナソニック(Panasonic)の「WV8400 プレートはずしキー」を使い始めたからです。
本来は配線器具のプレートを取外すのに使うものですが、
「ひょっとしたら、電線外しに使えるんじゃないか」と思って試しにやってみたら見事にハマって、いとも簡単に電線が外れてから、今では必ず使うようになって、それからは一度も配線器具を破損させたことがありません。
そもそもこんなつまらないものを手にしたのは、電材卸会社の営業マンに頼まれて、キット販売品を引き受けた中に入っていたものでした。
最初は「なんてつまらないものを入れてるんだ」と思ったのですが、
それが今では、腰袋に常に入れておくほど重宝しています。
私は、たまたま手元にあったプレートはずしキーを使いましたが、ホーザン(HOZAN)から別のものも販売されていますので、そちらも合わせてご紹介させていただきますので、ご興味がおありでしたら最後まで流し読んでいただければ幸いです。
パナソニック(Panasonic)プレートはずしキー
「馬鹿と鋏は、使いよう」の諺じゃないけど、
つまらないものでも使い方次第で、こんなに便利に使えるんだと改めて思いました。
電線外しの様子
![]() | 配線器具の背面を確認し、プレートはずしキーを用意します。 | |
![]() | 配線器具の電線外し穴にプレートはずしキーをしっかり差し込みます。 | |
![]() | プレートはずしキーを軽く押さえつつ、電線を引き抜きます。 | |
マイナスドライバーだと厚みがありすぎて奥まで差込むと破損しやすいですが、
プレートはずしキーならジャストサイズなので、無理なく差込むことができて、ズレることもないので破損することはありません。
たったこれだけのことなのに、それまで苦労していた電線外しが簡単、確実にできるのは電気工事の中でも重要なことだと思います。
ホーザン(HOZAN) 合格マルチツール
ホーザン(HOZAN)の合格シリーズの中の一つにこの商品があります。
先端部分は、マイナスドライバーの役割もしますし、それに加えて配線器具から電線を外すのにも使えることが紹介されています。

- 先端ブレード:電線外し、マイナスドライバー
- 小レンチ:ネジなし電線管部材の留めビスの締め込み用
- 小スリーブ保持穴:圧着時にスリーブを保持する。
- 大レンチ:E19ネジなし電線管用コネクタのロックナット締め付け用
これ一つでこれだけの仕事をしてくれる優れモノです。
これから購入するのなら、こちらがお薦めです。
安全に電線を外すポイント
配線器具の電線を引き抜くのに便利な
パナソニック(Panasonic) WV8400プレートはずしキー
ホーザン(HOZAN) DK-200合格マルチツール
は、安全に電線を外すのに欠かすことのできない必須ツールだと私は思います。
そのメリットは、次のようなものです。
- 器具破損防止:電線外し穴にジャストフィットして無理な力が掛からない。
- 作業効率:簡単に電線を引き抜くことができて安全、時短につながる。
- 安全性:無理をすることがないので、予期せぬ事故を防げる。
邪魔にもならず、腰袋に入れておけるし、簡単に電線が外せるので感電事故も防げる効果があります。
また、短い電線でも無理なく引き抜けるので、改修現場などでも重宝します。
中には「ここまで短くしなくても」ってくらい短い電線のものもあったりして、マイナスドライバーではどうにもなりませんが、そんな時でも簡単に外せるので本当に便利です。
個人的な意見ですが、私は現場の職人が各自持つべきだと思います。
《要注意!》
スイッチ、コンセント等の取付け、取替えには、電気工事士資格が必要なので、
電気工事士免状をお持ちでない方は、決してなさらないでください。





