プロが認める切れ味抜群のニッパーを厳選!
電気工事士にとって腰道具の軽量化は切実で、必要とされる工具をできるだけ多く携えたいという思いと裏腹に
「でも重くなるのは嫌!」という相反する願いを誰しもが持っていると思います。
屋内配線作業などでは、主に使うのがVVFケーブルなので、重いペンチを携えておく必要が無いと私は考えているので、ペンチを外してニッパーだけを携えて、腰道具を軽くして動きをよくすることに注力します。
他に、腰袋に入ってるものもほぼ空にして身軽になって作業する方が動きも俊敏になるし、
身軽な分危険に対しても素早く反応できるので安全面も向上すると考えています。
それだけではなくニッパーの利点は、細い撚線でも一発で切断できるし、ケーブルを束ねた後の結束バンド(インシュロック)の不要な部分の切断も際いっぱいで切断できるので、後々の怪我のリスクも軽減できるというメリットがあります。
電気工事の現場では様々なシーンで活躍してくれるプロ仕様のニッパーにも刃の形状の違いや用途別でいろいろな種類があるので、このページでいくつか紹介しますのでゆっくりご覧ください。
フジ矢(FUJIYA)お薦めのニッパー
| ◆一推しのニッパー フジ矢(FUJIYA) 770-200BG |
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今お気に入りで使ってるのがフジ矢770-200BGです。
とにかく切れ味抜群で使いやすいというのが一番で、そのほかに高所作業時の安全確保に不可欠なセーフティーコードの取付けも可能なのでこれを選びました。
| 【フジ矢(FUJIYA) その他お薦めのニッパー】 |
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フジ矢の黒金シリーズのニッパーですが、私が使ってるものと同じものの長さの違う770-150BGと刃の形状の違う700N-200BGです。
700N-200BGは、刃がフラットではなく、スタンダードな形状なので、結束バンドの不要部分を際ギリギリで切断するような使い方には若干不向きですが、その分刃自体は丈夫にできているので、刃零れの心配もさほどありませんので、配線作業などが主な使い道ならこちらのほうが向いているかもしれません。
| 【フジ矢(FUJIYA)の強力ニッパー】 |
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ケーブル切断に特化したタイプのニッパーだと言っても過言ではない堅牢な作りのニッパーなので、多くの電気工事士から支持されています。
知り合いにヨーロッパ型を使っている人がいるのですが、使い勝手は「言うこと無し」だと言っていますので、どちらを選んでも満足のいくものだと思って間違いないでしょう。
ジェフコム(JEFCOM) 電工プロニッパ
電材店でもよく見かけるジェフコム/デンサンの軽量薄刃電工プロニッパ(簡易圧着付き)モデルです。
薄刃にすることで、幾分か軽量化が図られてはいるものの、その分貧弱な印象です。
でも、切れ味などは従来品と遜色ないようなので、どう捉えるかは人それぞれでしょう。
ケイバ(KEIBA)の電工用薄刃ニッパー
KEIBAブランドでお馴染みのマルト長谷川工作所のニッパーですが、見た目はジェフコムのものとよく似ていますが、個人的には、こちらのほうが馴染みがあるのでお薦めだと思いますし、実際使った感じもこちらのほうが良かった印象があります。
もちろん切れ味は抜群だし、動きも滑らかで申し分なかったです。
クニペックス(KNIPEX) 電工ニッパー
クニペックスのニッパーも使ったことがあります。
切れ味は抜群だった印象ですが、少し前なので他社製に比べて割高だったので、その後は使っていませんでしたが、このところの物価高騰で他社製品が急激に値上がりしたので、今では遜色ない価格になっているのでかつてほど割高感は無くなった印象で、今なら自信をもってお薦めできます。
細かな作業に適した斜めニッパー
斜めニッパーは電気工事ではあまり使ってるところを見掛けることは少なく、
火報や放送、電話等の弱電工事の職人が使ってる印象が強いです。
電気工事では、木造住宅の配線工事で使うステップルを抜くときによく使います。
しかし、少し無理をするとすぐに刃が飛んでしまうので、あまりお薦めはしません。
平行ビニールコードを二本に切り分ける時や撚線を切るときには切れ味がすこぶる良いのでお薦めです。
ニッパー選びのお薦めポイント
ニッパーは必ず持っておかなくてはならないものではありませんが、
あると何かと便利ですし、作業的に必要な時も多々あるので私的には必須工具だと考えていますので、ニッパーを選ぶ時のポイントを簡単にまとめてみましたので、ご覧ください。
- ケーブル切断には刃が斜めカットされたスタンダードモデルがお薦めです。
刃零れが少なく耐久性に優れています。 - 結束バンドの不要部分を際切りするなど、切断面の仕上がりを重視するなら薄刃ニッパーがお薦めです。
刃の重なりがピッタリしてるので細部にこだわる時に適しています。 - 撚線のように細い軟銅線の切断や被覆剥きには斜めニッパーがお薦めです。
刃の形状が極めて薄く、その分切れ味が鋭くなっています。
その反面、刃が欠けるリスクも高くなるので電気工事にはあまり適さないと思います。
このようにニッパーも刃の形状や用途に合わせて選ぶとより一層作業効率が良くなるでしょうし、仕上がりも良くなると考えられますので、作業に最適なニッパーをお選びください。















